ハードウッド(イタウバ)でコンポストを作る② – 30代の家づくりand逗子暮らし

ハードウッド(イタウバ)でコンポストを作る②

はじめに

1年ほど前から、我が家では庭に生ごみを埋めています。

おかげで燃えるごみの日に出すゴミがずいぶん減りました。

そのまま埋めていてもいいのですが、せっかくの庭が少し狭くなってしまいます。

そのため、庭以外のスペースにコンポストを設置することにしました。

今回はコンポストの選択編と、DIYの準備編になります。

 

コンポストの選択肢

既製品かDIYか

まずは基本的なところで、既製品か、否かがあります。

既製品としては、組み立て式や組み立て済みのレイズドベッドが販売されています。

既製品でない場合は、自分でDIYすることになります。

既製品
  • メリット:簡単で時間がかからない。比較的安価に導入可能。
  • デメリット:素材が限定的、大きさ/形にパターンがあり
DIY
  • メリット:好きな素材で作れる。大きさ/形が自由なため、スペースにあったものを作れる。
  • デメリット:作るのに時間がかかる。比較的高価になりがち。

我が家では、素材を選びたかったのと、できるだけ大きなものが欲しい+スペースを有効活用したかったので、DIYすることにしました。

 

素材は何にするか?

さて、次は素材です。

主な素材と、特徴は下記になります。

なお、屋外のレイズドベットをDIYする場合、基本的に木材一択となります。

木材(ソフトウッド)
  • 比較的DIYしやすい
  • 他の素材に比べると安価
  • 耐久性があまりなく、早ければ3年程度で交換の必要性あり。また、シロアリのリスクもある。
木材(ハードウッド)
  • ソフトウッドに比べると加工がしにくく、専用の道具が必要
  • ソフトウッドの数倍の価格であり、高価
  • 耐久性が高く、物によっては15年以上使用可能

我が家の場合は、ソフトウッドではなく、耐久性の高いハードウッド(イタウバ)を使うことにしました。ソフトウッドに比べると高価で・加工がしにくいという難点がありますが、一度作ってしまえば無塗装でも15年程度は問題なく使えると考えています。

また、同じタイミングでハードウッドのレイズドベッドを作ろうと考えていたので、材料の調達が合わせてできることも一因です。

 

どんなコンポストを作るか?

今回作成するコンポストのポイントは2つに区分されていることです。

コンポストで生ごみを堆肥化した後は、家庭菜園で活用する予定です。

しかし、堆肥化したには何か月かかかるもの。

もし生ごみを投入する箇所が1か所のみの場合、最後に生ごみを投入した後、そのまま何か月か待つ必要があります。

その間にでた生ごみを投入する場所がありません。

コンポストを2つに区分する、または2つ準備することで、生ごみを投入する部分と、生ごみを投入せずに発酵に注力する部分と使い分けることができます。

 

今回は、下記のサイズのコンポストを作ります。

  • 奥行き65cm×深さ70cm×幅200cm

上記のコンポストを真ん中で区切るようにして、2区画使えるようにします。

 

ハードウッド(イタウバ)の調達先

まずはハードウッドの調達。

レイズドベットの記事でも記載しましたが、近くのホームセンターでは取り扱いがなかったため、ネットで「ウッドデッキ専門店リーベ」で購入しました。我が家が望んでいたイタウバのサイズが豊富にあり、カットもしてくれます。

また、多少お金がかかりますが、首都圏であれば自宅へ配送もしてくれるので、車のない我が家にぴったりです。

 

必要な道具と木材以外の材料

今回使った道具は主に下記の5つ。

電動ドリル
  • RYOBI
    昔買ったかなり安めの電動ドライバーです。
  • 本当はインパクトドライバーがあったほうがいいのですが、これで作れました。
  • スターエム ウッドデッキ用皿取錐 3.5X10X90L 58XW-3590
    ハードウッドでも使える錐で、皿取りもしてくれます。
  • 正直、これなしには作れません。
  • リーベでも錐を販売していましたが、amazonの口コミからこちらがよさそうだったので購入
延長コード
  • 室内用延長コードを4つ連結して使いました
    本当であれば屋外用の延長コードがあるとベストなものの、今回のためだけに購入するのはもったいないため、あるもので対応。
メジャー
  • WHATNOT (ワットノット) タクティカルメジャー 25×5.5 TACTICAL STEEL TAPE WN-TSS コンベックス スケール
  • 今まで使っていたメジャーが、今回の作業中に破損したので新規に購入
    今までは100均のメジャーを使っていましたが、使い心地の差に愕然としました。
    もっと早く購入しておけばよかったと思う一品
水平器
  • 今回作るものが大きいので新たに60cmサイズの水平器を購入しました。

 

そして木材以外の材料は下記

レイズドベットに比べて必要な材料の種類が少し多いです。

連結金具
  • ビスで直結できない部分があるため、連結金具を使用します
丁番
  • 和気産業 WAKI 厚口ステンレス丁番 VE-049 76mm
  • 蓋用の丁番です
取っ手
  • トラスコ 引き取手 ステンレス製めねじΦ10XL120XH50
  • 蓋用の取っ手です
アルミフレーム アングル
  • 断面がL字に曲がったアルミの細長い板です
  • どのように使うのかは説明が難しいのでこれから掲載する完成写真をご覧ください
ビス
  • 錐込隊長 KT-65B 401-1103 250本入 ウッドデッキビス 65mm ブロンズ
  • ハードウッドでも使えるビス。
地先ブロック
  • コンポストの基礎に使うために購入
  • ちょうど近くのホームセンターにあったものにしました。

 

まとめ

今回はコンポストの素材や設計、材料の調達先、必要な道具、材料をご紹介しました。

次は実際の作成についてご紹介していきたいと思います。

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