家づくりセミナー③(小林住宅工業)に引き続き、小林住宅工業(こばじゅう)の家づくりセミナーの4回目です。
はじめに
小林住宅工業は、「構造」、「内装」、「断熱」のいずれかのテーマで毎月家づくりセミナーをしており、今回参加したテーマは「内装」になります。
実は内装編は2回目の参加となります。
前回はワックスと床材でしたが、今回は「壁紙(ルナファーザー)」と「建具(イマガワ)」でした。
参加者は6組ほどでした。
家づくりセミナーの概要
前半の壁紙は、ルナファーザー施工会社の方が講師でした。
小林住宅工業が標準としているルナファーザーの特徴や塗料について伺うことができました。
後半の建具は、建具メーカーのイマガワの方が講師でした。
小林住宅工業が標準で扱っている「イマガワ」の国産無垢材を使った建具について伺うことができました。
家づくりセミナーで確認できたポイント
壁紙(ルナファーザー)
発祥国のドイツではメジャーな壁紙
原材料は紙を中心とした天然素材であり、日本では壁紙といえばビニールクロス、ドイツでは壁紙といえばルナファーザーというくらいメジャーとのことでした。
歴史は非常に古く100年以上とのこと。
間に木のかけらが入っている
ルナファーザーは表面が凸凹しています。
前々から何だろうと思っていましたが、正体は木片。
木片を間に挟むように壁紙をすいているとのことでした。
接着剤は小麦粉のり
シックハウス症候群の原因の一つとして壁紙と壁を張り合わせる接着剤が言われています。
しかし、ルナファーザーを施工する際には化学物質が含まれていない小麦粉を主原料としたのりを使用しているとのこと。
これでますます安心です。
壁紙の色は水性エマルションペイントで
ルナファーザーの塗料としてエマルションペイントが紹介されました。
100%天然素材というわけではありませんが、調べてみると他の塗料と比べて健康に悪い添加物がほとんど入っていないとのこと。
また、DIYで自分でも塗装できるとのことで、子供の落書きやちょっとした傷、破れは塗装で対処できるようでした。
我が家はコストカットのため、無塗装の予定ですが、将来DIYするのもいいですね。
建具(イマガワ)
イマガワの建具は国産杉、ヒノキ
今ではほとんどなくなった国産無垢材を使った建具メーカー。
無垢材を使った建具メーカーでは唯一F☆☆☆☆を取得しているとのこと。
グッドデザイン賞を受賞
残念ながら小林住宅工業の標準ではありませんが、「漣(れん)」という商品でグッドデザイン賞を受賞したとのこと。
実物を拝見しましたが、職人の技が光っていました。
どこかに採用したい!
建具であれば自由自在
イマガワは扉を中心に作成しているメーカーですが、ふすまや、障子なども対応可能とのこと。
ぜひ取り入れたいところですが、我が家では縁がないのが残念です。。。
まとめ・感想
今回のセミナーでは、小林住宅工業で使用している壁紙と建具について詳しく知ることができました。
壁紙ではルナファーザーそのものもそうですが、塗料のエマルションペイントが良かったです。
ぜひ将来DIYで塗りたいですね。
また、イマガワの建具は実物を見ましたが、無垢の木材なので使っていくことで味が出てきそうなのが気に入りました。
建てた後、将来が楽しみな扉になりそうです。