レイズドベッドと自然栽培用の土づくり – 30代の家づくりand逗子暮らし

レイズドベッドと自然栽培用の土づくり

はじめに

レイズドベッドが完成したので、次は土づくりです。

なお、我が家ではレイズドベッドを作ったのを機に、自然栽培に挑戦してみることにしました。

そのため、自然栽培の観点からも土づくについて書いていこうと思います。

 

必要な土の量

まずは、我が家に作成したレイズドベットの大きさは下記です。

  • 奥行85㎝×高さ43.5㎝×幅200㎝
  • 奥行85㎝×高さ29㎝×幅225㎝
  • 奥行85㎝×高さ29㎝×幅250㎝

これを満たす必要な土の量を計算すると、合計で約1700Lほどになります。

本来であれば庭の土をそのまま使うのがいいのですが、いかんせんレイズドベッドに投入する土が足りません。

我が家の庭にあった土で賄えるのは約500L程度です。

そのため、残りの1200Lは購入することにしました。

一般的にホームセンターなどで売っている土は一袋15L~25L程度になりますが、25L入りで50袋程度購入することになります。

 

自然栽培用の土は?

購入するのは培養土と腐葉土

ある自然栽培の書籍で培養土と腐葉土のミックスが紹介されていたので、今回はそれに倣い培養土:腐葉土を3:1の割合で投入することにしました。

培養土は、土や砂、軽石などが適度な割合で配合された土で、植物の栽培にそのまま使えます。

スーパーマーケットなどでも売っています。

土や砂や軽石を別個に購入して自分で配合する方法もありますが、手間がかかりすぎるので、すでに混ぜ合わさった培養土を使います。

腐葉土は虫や微生物の餌となり、最終的には植物の栄養素になります。

培養土は金の土シリーズが良いよう

いろいろ調べたところ、自然栽培に取り組んでいらっしゃる何人かの方が薦めていたカネアの金の土シリーズがよさそうでした。

とはいえ、若干高価。

金の土、銀の土、銅の土と3種類ありますが、真ん中の銀の土でも1200L分購入するには6万円くらいかかってしまいます。

また近くに売っておらず、通販となり送料もかかります。

そのため、あきらめて近くのホームセンターでよさそうな用土を購入することにしました。

 

ホームセンターで培養土を探すものの挫折する

近くのホームセンターで自然栽培に使える培養土を探してみましたが、そのハードルが極めて高いことを思い知りました。

以前の記事で紹介しましたが、自然栽培では化学肥料と動物由来の堆肥は使用しません。

そのため、それらが入っていない培養土を探してみましたが、これがない。あっても恐ろしく高価でした。

ホームセンターで販売していたのは主に下記です。

  1. 培養土(化学肥料添加、詳細成分不明):20円/1L
  2. 培養土(化学肥料添加、詳細成分表記あり):40円/1L
  3. 有機培養土(おそらく動物由来の堆肥配合、成分表記一切なし):20円/1L
  4. 有機培養土(動物由来の堆肥配合、詳細成分表記あり):40円/1L
  5. オーガニック培養土(植物性の堆肥配合、詳細成分表記あり):80円/1L

ちなみに参考として、銀の土の場合は、下記になります。

  • 銀の土(植物性の堆肥配合、詳細成分あり):50円/1L

そのため、かなり悩んだ結果、3の有機培養土と4の有機培養土をミックスして使う方針としました。

動物由来の堆肥は入っていないものが欲しかったですが仕方ありません。

また、詳細成分が明記されている土のみにしたかったのですが、金額を考慮しあきらめました。

何年か経ってそれらしい土に育てていきたいと思います。

それにしても、まったく手に入らないとは、金の土シリーズをいろんな人が薦めている理由がよくわかりました。

 

購入した土をレイズドベッドに投入する

購入した約50袋の培養土と腐葉土をレイズドベッドに投入しました。

ようやくそれらしくなりました。

 

まとめ

レイズドベッドが完成したため、投入する自然栽培用の用土を探しましたが、これが一筋縄ではいきませんでした。

化学肥料や動物由来の堆肥が配合されていない培養土を探したものの、なかったり、非常に高価でした。

我が家ではあきらめましたが、予算が許すのであれば、カネアの金の土シリーズが良いようです。

 

ともあれ、土が投入できたので、いよいよ種まきor植え付けをしていきたいと思います。

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