はじめに
ついに我が家の家づくりは鎌錠まで検討するに至りました。
う〜んマニアック!
鎌錠とは?
下記のようなものです。
出典:http://direct.atomlt.com/hikidojyou/tks_standard/
主に引き戸用の錠として使われます。
我が家でも、寝室と脱衣室は鍵をかけれるようにするため、鎌錠を設置する必要があります。
問題はこの鎌錠がつけられない
我が家は開き戸のレバーハンドルなどの建具金物に堀商店の製品を採用しています。
そのため、引き戸の引手や鎌錠も堀商店のものを採用し、統一感を出したいところ。
そこで、下記の堀商店の鎌錠をつけることを考えていました。
出典:http://www.hori-locks.co.jp/products_data/catalogue/hori_products_catalog.pdf
しかし、つけられることはつけられるのですが、問題はシリンダの出っ張り。
これが、引き戸を開いたときに壁に引っかかって、戸を完全に開けることが出来なくなると小林住宅工業より連絡がありました。
扉を上から見た図で示すと下記のような感じです。
引き戸を閉じた状態
そして、引き戸を開いた状態。
途中までしか開かないのはなんとなく気持ちが悪い状況です。
開かない部分はおよそ7cm。
対応案は複数があるがいずれも難しい
案①:許容する
これも選択肢の一つですが、避けたいところ
案②:壁を削る
壁に引っかかるのであれば、引っかかる壁を一部削ってしまえ!という過激な案です。
しかし、隙間風の原因となると言うことで却下。
案③:堀商店の鎌錠を諦める
う〜ん。諦めたくはないです。
脱衣室はいいとしても、寝室の手前には堀商店のレバーハンドルをつけたトイレがあります。
また、寝室の引手も真鍮製の予定のため、鎌錠のシリンダ部分だけがステンレス製だと統一感に欠けます。
ただ、同じような真鍮製の鎌錠があれば、他のメーカーでもいいかもしれません。
案④:外からの解錠を諦める
引っかかるのはあくまでも、非常解錠用のシリンダであるため、これをやめれば問題ありません。
また、シリンダがなくなるため、室外から見たときにもスッキリします。
ただし、子供が誤って中から施錠した時には、蹴破るしか方法がなくなります。。。。
①〜④いずれも完璧な案はないですが、③の代替製品を探す方向で考えてみようと思います。
まとめ
現在寝室と脱衣室の引き戸に設置しようと考えていた、堀商店の鎌錠ですが、戸を開ける場合にシリンダ部分が引っかかり、全開できないことがわかりました。
仕方ないので、真鍮製の鎌錠を他に探してみようと思います。