見学会、会社訪問の十二回目になります。
今回はG建設です。
はじめに
会社訪問(G建設)に続き再度G建設の展示場に伺いました。
展示場の中を再度見せていただいたのち、車で完成済みの物件に案内いただきました。
展示場内覧
展示場の内覧は2度目ですが、今回は妻も同行したため、G建設の方には主に妻を案内していただきました。
私は娘の相手をしつつ部屋の広さの確認や、細かい質問をさせていただきました。
確認できたこと
コンクリート強度は18Nではなく24N
前回、18Nと伺いちょっと不安でしたが、間違いということが分かりました。
実際は24Nとのことで安心しました。
構造材の詳細
構造材は中国産を使用しており、樹齢はわからないとのことで、確認いただくことにしました。
この点C住宅に見劣りする結果となりました。
しかし、家づくりセミナー(小林住宅工業)で記載したように、外国産やJAS認定がない木材でも良いものもあるため、構造材の木口を確認させていただき、判断したいと思います。
また、JAS認定の構造材を使用した場合、どの程度のコストアップになるかも合わせて確認ただくことにしました。
全棟構造計算の詳細
地震保険の割引に対応できる内容については、標準で実施している構造計算で対応可能である。つまり無料。
ただし、フラット35に対応するためにはいろいろと書類を準備しなければならないため、追加で費用が発生する。
この点、いまいち理解できませんでした。
こちらの知識不足もあるのでもう一度きちんと調べてから確認しようと思います。
ラジエントヒータ
前回展示場に来た際は特に気になりませんでしたが、G建設はラジエントヒータを押していました。
ラジエントヒータは電気を使用したコンロで、遠赤外線により鍋と中の食材を加熱する調理器具となります。
IHとの違いは、電磁波がほとんど出ない、コンロ自体が発熱するのでやけどの危険があると、一長一短でした。
私は面白いと感じましたが、妻に話したところ特に興味がなさそうでしたので、我が家での導入はなさそうです。
残念
妻の評価
妻は、G建設のダブル配筋を非常に評価していましたが、断熱材にセルロースファイバー以外の素材を使用している点がマイナスだったようです。
自然素材にこだわるのであれば、徹底している方がいいとのこと。
※G建設はセルロースファイバーの断熱+EPSボードを使用した外断熱の、ダブル断熱を採用しています。
完成見学会
伺った物件
延べ床面積約30坪、4人家族と、我が家と条件が非常に似た物件を案内いただきました。
確認できたこと
デザイン
内装、外装ともシンプルで好みに合っていました。
内装では、床の無垢材にこげ茶色の天然オイルを塗ってい仕上げている点、壁のスペイン漆喰に左官仕上げ跡をうまく残している点でモダンな雰囲気になっていました。
また、妻は天井のダインライトがシンプルで気に入ったようです。
間取り
脱衣所と洗面所が完全に分かれている点が特徴的でした。
動線も考慮されており、加えて十分な収納が魅力的でした。
それ以外にも、細かな工夫がところどころされており、好印象でした。
基礎断熱
初めて知りましたがG建設は基礎断熱を導入していました。
床部分は屋外から密閉されていて、冷気などが入ってこないようにし、基礎の部分にも断熱材を設置することで、温度変化を抑えているようでした。
基礎パッキンで基礎パッキンを使用することで床下の換気を行っているとご紹介しましたが、G建設は基礎パッキンを使用しておらず、床に換気口を設け、床下と室内間で換気を実施していました。
先にご紹介したダブル断熱もそうですが、G建設はかなり断熱に力を入れているように感じました。
この点は小林住宅工業に勝っていると思います。
まとめ
今回はG建設の住宅展示場裁縫と完成見学会に参加しました。
G建設の特徴についていろいろと理解を深めることができました。
今回の結果を含め、我が家における小林住宅工業とG建設の評価は下記となっています。
観点 | 優れていると思う会社 | 備考 |
耐震 | 小林住宅工業 | 構造材:小林住宅工業はJAS認定の紀州杉、G建設は無認定の中国産 耐震等級:小林住宅工業は2相当、G建設は1 |
断熱 | G建設 | 小林住宅工業は通常の断熱のみ、G建設はダブル断熱 |
デザイン | EVEN | |
施工品質 | 小林住宅工業 | 小林住宅工業は自社大工、G建設は外注 |
価格 | 確認中 | G建設の価格を確認予定(感触では小林住宅工業と同等) |
今のところ、小林住宅工業が我が家の中では優勢です。
ただ、G建設に対する妻の評価がマイナスな部分もありましたが、おおむね良好でG建設でも問題ないといった状況です。