目次
はじめに
小林住宅工業(こばじゅう)との8回目の打ち合わせになります。
今回は前回に引き続き造作がメインです。
特に食器棚と洗面台。
前回もそうでしたが、今回もみっちり3時間ほど打ち合わせをしてきました。
食器棚について
前回の打ち合わせをもとに、食器棚について案を考えていただきました。
しかし、ここはいったん持ち帰りとさせていただくことにしました。
LIXILのキッチンとともに、何をどこに収納するか、きっちりと検討して結論を出したいと思います。
また、食器棚については、下記2点を確認、相談してきました。
取手について
以前の記事で取手を施主支給したいと書きましたが、施主支給は可能とのこと!
やったー!
というわけで取手は施主支給にしたいと思います。
タイルについて
妻が下記のタイルを使いたいとのこと。
ビセル(カラーはセージ)
出典:https://www.sanwacompany.co.jp/shop/p/TL68111/
品番も決まっているため、どのくらいのコストがかかるのか、見積もりを出していただくことにしました。
また、どのようなデザインにするかも検討したいと思います。
洗面台について
洗面台は以前書いた下記のような絵をもとに造っていただくことにしました。
若干変更が入りましたが、それは別途ご紹介します。
なお、洗面器と水栓はサンワカンパニーの「ラバンディーノ ぺスカラ」と「ルビアシャワー引出式混合水栓」になります。
ラバンディーノ ぺスカラ
出典:https://www.sanwacompany.co.jp/shop/p/WA02081/
ルビアシャワー引出式混合水栓
出典:https://www.sanwacompany.co.jp/shop/p/TA01729/
鏡は検討中ですが、TOTOかLIXILの特注品にする予定です。
現在見積もりをお願いして待っている途中ですので、安い方にしようと思います。
また、扉に付ける取手についても、食器棚と同じく施主支給予定です。
キッチンカウンターの収納について
ここが今回の打ち合わせ最も時間がかかったポイントになりました。
以前の記事でご紹介しましたが、キッチンカウンターの腰壁部分に、収納を設けたいと考えています。
下記のスマホ充電用スペースとしている部分です。
使い方として、スマホの充電以外に、テーブルを拭くウェットティッシュや文房具、こまごまとしたものの置き場を考えています。
単にニッチにをつけるものいいですが、妻の要望として、隠したいとのこと。
考えてきた案
考えてきた案は、上記のようにダイニングテーブルの上に来るように、キッチンカウンターの腰壁部分にニッチを作り、木の扉で覆い隠します。
こうすることで、妻の求めるすっきりとした見た目になると考えています。
結論から言うと、考えてきた案は難しいとのこと。
出来なくはないようですが、施工に手間がかかりかつ複雑になるため、腰壁部分がかなり厚くなってしまうとのこと。
しかし、設計士の方から代替案を提案いただきました。
設計士の方から提案いただいた案
小さな引き戸を一枚だけはめ込んで、隠すところと見せるところをしっかり分ける方式です。
普段は下記のように引き戸で見せたくないところを隠し、飾り棚の部分を見せるようにします。
使うときには下記のように引き戸をずらします。
こうすることでオシャレに見せつつ、収納を確保できます。
というわけでこの案でいったいいくらくらいかかるのか、見積もりいただくことにしました。
スタディルームのカウンター側の本棚について
もろもろ検討した結果、カウンターテーブル側の本棚については下記の形に落ち着きました。
がっつり本を収納できそうです。
玄関ニッチについて
以前の記事でご紹介した、下記の位置に幅80cm、高さ50cm、床からの高さ100cmのニッチの施工をお願いしました。
ただし、奥行きが6~7cm程度しか確保できないようであるため、10cmくらい確保できるように、板をつけていただくことにしました。
こまごまとした修正
他のこまごまとした修正についてご紹介します。
ダウンライトについて
シューズインクローゼット、脱衣室、ウォークインクローゼット、パントリーについて、ダウンライトをシーリングライトに変更してもらいました。
階段にニッチ追加?
下記の部分にニッチをつけられないか相談しました。
しかし、構造材などの影響で、つけるのは膝当たりのかなり下の方になるとのこと。
というわけで却下!残念!
トイレの収納増強
トイレの下記の部分に、ぱかっと開いてトイレットペーパーを一段分収納できるスペースを設けていただいていました。
深さがおおよそ20cm
しかし、その下がデッドスペースとなるため、もったいないので、さらに収納を深くしてもらい、4段分のトイレットペーパーを収納できるようにしていただきました。
こうすることで、袋に入った12ロールのトイレットペーパーを3つ(36ロール)、袋から出したトイレットペーパーを12ロール収納できるようになります。
キッチンペンダントライトのダクトレール化
以前の記事で、ペンダントライトを2個付けるか、3個付けるか悩んでいる旨書きました。
そのため、キッチンのペンダントライトをダクトレールに付けることにしました。
巾木を4cmから2.5cmに変更
小林住宅工業の標準では、巾木の高さは4cmです。
すっきりとした空間を演出するには、巾木は存在感を消すために、極力薄い方が良いです。
※その分、壁に掃除機がぶつかったりなどのリスクは高まりますが。。。
で、相談したところ、2.5cmまではコストアップなしで巾木の高さを低くできるとのこと。
そのため、巾木の高さは2.5cmにしていただきました。
更にお金をかければ巾木をより小さくすることはできないようですが、壁の中に引っ込めるようにできるとのことでした。
しかし、その分施工に手間がかかり、料金もアップするため見送りました。
2.5cmで十分です!
スタディルームのカウンターテーブルの素材を杉からタモへ変更
杉はやわらかいため、鉛筆の跡などが付きやすくなります。
そのため、より硬い素材へ変更いただきました。
他の種類もありましたが、コストと性能のバランスを考慮しタモにしました。
43条ただし書きの費用UP!
今回の打ち合わせで小林住宅工業から、43条ただし書き申請費用の追加の相談がありました。
当初想定していたよりも遥かに対応に時間を要したことが理由とのことです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。あっ、やっぱり?
ようやく43条ただし書き申請の許可も終わりが見えてきましたが、それまでは何度も土木事務所と折衝いただき、途中ごたごたもありました。
かなり長引いていたため、途中からこれって当初予測していた業務量をとっくに超えてない?と思っていました。
やはり超えていたようです。
ちょっと横道にそれますが、私はシステムエンジニアを生業としています。
IT業界では一人のエンジニアを1日業務させると、おおよそ3~10万円程度、お客様に請求します。
10日であれば、30万~100万ですね。
※ちなみにこの中からお給料として入ってくるのはごく一部です。。。
という感覚からすると、設計士の方が想定していた当初の業務量が1日オーバーしただけで、数万円は追加費用がかかると考えています。
もちろん余剰分もある程度考えられているとは思いますが、今回のごたごたはまるまる3~5日分くらいは業務量がオーバーしたのでは?と思っています。
となると、安くても10万くらい、感覚的には20万くらい、もしかしたら30万くらいのコストオーバーでは?という風に考えていました。
で、追加の費用として請求をお願いされたのは4万5千円。
全然OKです。
追加請求の金額はかなり抑えていただけたようですので問題ありません。
まとめ
小林住宅工業と8回目の打ち合わせをしてきました。
造作もおおよそ固まりました。
あと残っている大物は食器棚の検討です。
かなり地道な作業となりますが、あとひと踏ん張り頑張ろうと思います。