小林住宅工業の壁 – 30代の家づくりand逗子暮らし

小林住宅工業の壁

 

はじめに

今回は小林住宅工業(こばじゅう)の壁についてのお話し。

工事が進み、内装のクロスまで施工が終わりました。

 

そこで、壁の構造と工事の流れとともに、壁ができるまでをご紹介したいと思います。

 

なお、小林住宅工業には3種類の仕様があり、各仕様によって壁の構造も異なるようです。

我が家は「陽だまりの家」仕様となっています。

 

壁の構造

まずは壁の構造から。

断面を見るとおおよそ下記のような感じになっています。

 

室内側から順に下記の作りです。

  • 壁紙(ルナファーザー)
  • 石膏ボード(ハイクリンボード)
  • 断熱材(セルロースファイバー)
  • 透湿防水シート
  • 通気層
  • セメントボード(デラクリート)
  • 左官仕上げ(WBFコート)

 

小林住宅工業の壁の特徴として、防湿層がないことが挙げられるかと思います。

一般的なハウスメーカーの場合、壁のどこかに防湿シートや気密シートを設置し、室内に水蒸気が移動しないように、また壁の中に水蒸気が入って来ないようなつくりになっていることが多いようです。

しかし、小林住宅工業の場合、可能な限り水蒸気が行き来しやすいつくりとなっています。

この思想には大いに賛成です。

 

壁が出来上がるまで

さて、壁が出来上がるまでを順にご紹介していきたいと思います。

家の骨組み

上棟式のころの写真です。

柱や梁など骨組みで家を形作っていきます。

 

透湿防水シートを張る

骨組みの次は透湿防水シートです。

白いシートが透湿防水シートになります。

これで多少の雨であれば室内へ降りこまなくなります。

 

通気層のための胴縁

次は通気層を確保するために、透湿防水シートの上から縦に胴縁となる木材を張り付けていきます。

 

セルロースファイバー施工

胴縁の次は、家の内側。

断熱材のセルロースファイバーを施工していきます。

なお、小林住宅工業の場合は、透湿シートで枠を作った中にセルロースファイバーを吹き込む方法をとっています。

写真ではわかりにくいですが、パンパンに膨らんでいます。

 

石膏ボードを貼る

断熱材の次は石膏ボードを張り付けていきます。

ピンク色のものが石膏ボードになります。

ここまでくると部屋の中が部屋らしく見えてきます。

 

セメントボードを設置する

次は胴縁の上からセメントボードを貼っていきます。

グレーのものがセメントボードをになります。

ここまでくると、外観も完成に近づいていると実感します。

 

外壁左官仕上げ

外壁はこれで最後。

最後に左官仕上げでジョリパット(WBFコート)で仕上げていきます。

足場が外れるのが楽しみになってきます。

 

壁紙施工

最後に内装の壁紙。

小林住宅工業(こばじゅう)の壁紙は標準でウッドチップを紙ですいたルナファーザーです。

基本は白ですが、追加料金で様々な色に塗装することが可能です。

本当は塗装もしたかったのですが、コストカットのために壁紙は無塗装の状態です。

なお、小林住宅工業では壁紙を張り付ける糊も小麦粉からできた糊を使うこだわりよう。

 

これで壁の完成です!

 

まとめ

我が家の壁の構造と、壁が完成するまでをご紹介しました。

家ができ始めるまでは壁の構造にあまり興味はありませんでしたが、工事が始まってみると、壁一つとってもとても興味深く見ていて面白いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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