注意)
耐震シミュレーションのお話しですが、素人が気まぐれと気休めにやったものです。
小林住宅工業の耐震性の証明や保証をするものではありません。
はじめに
前回に引き続き、wallstatを使った耐震シミュレーションの3回目です。
今回は我が家の耐震シミュレーションを実施してみたいと思います。
我が家のシミュレーションモデル
小林住宅工業(こばじゅう)からいただいた図面をもとにモデルに起こしてみました。
できるだけ再現してみましたが、屋根はありませんし、各階の重量設定などは適当です。
また、本来であれば柱などの接合部分の金物をきちんと定義する必要があるのですが、そこは割愛しています。
そのため、実際の強度よりも低いかもしれませんし、高いかもしれません。
まあ、素人がやるのでそんなものです。
我が家の耐震等級は1
一応小林住宅工業(こばじゅう)曰く、2相当とのことです。
つまり、耐震等級の取得はしていないけれども、耐震等級2相当の壁量はある。という風に理解しています。
耐震等級の意味をおさらい
耐震等級は各々下記を表しています。
耐震等級1
建築基準法と同程度の耐震性を有している。
建築基準法と同程度というのは、極稀に発生する震度6強~7程度の地震で倒壊しない。
稀に発生する震度5強程度の地震で破損しない。
ことを意味しています。
耐震等級2
耐震等級1の1.25倍の地震に耐えうる耐震性を有している。
耐震等級3
耐震等級1の1.5倍の地震に耐えうる耐震性を有している。
シミュレーションの実施
さて、いよいよシミュレーションの実施です。
なお、地盤条件は第三種地盤で行っています。
我が家は第一種地盤と思われますが、揺れやすい条件(第三種地盤)で計算します。
シミュレーションは稀に発生する地震と極稀に発生する地震で、各々X方向、Y方向で実施します。
稀に発生する地震(震度5強程度)
まずは、1倍。これで倒れたら。。。
稀地震×1.0倍 X方向
稀地震×1.0倍 Y方向
びくともしなかったようです!
次は耐震等級2で耐えられる1.25倍で揺らしてみます。
稀地震×1.25倍 X方向
稀地震×1.25倍 Y方向
おお~こちらもびくともしません。
最後は耐震等級3で耐えられる1.5倍
稀地震×1.5倍 X方向
稀地震×1.5倍 Y方向
これでも倒れません
極稀に発生する地震(震度6強~7程度)
まずは、1倍。
耐震等級1では、ある程度損傷しつつも倒壊しないレベルとなっています。
極稀地震×1.0倍 X方向
極稀地震×1.0倍 Y方向
倒れませんね!
まだ余裕もあるようです。
さてお次は耐震等級2クラスの1.25倍の揺れです。
極稀地震×1.25倍 X方向
極稀地震×1.25倍 Y方向
ダメージは蓄積されているようですが、まだ倒れません。
さて最後は耐震等級3で求められる、1.5倍の揺れです。
耐えられるでしょうか?
極稀地震×1.5倍 X方向
極稀地震×1.5倍 Y方向
倒れません!
素晴らしい。
まとめ
wallstatを使って、我が家の耐震シミュレーションをしてみました。
結果は、実際より地盤を悪い条件にし、かつ極稀に発生する地震の1.5倍でも倒壊しませんでした。
とはいえ素人がやったものなのでシミュレーションの信頼性は。。。。
しかし気休めですがちょっぴり安心しました。
注意)
冒頭にも記載していますが、今回の耐震シミュレーションは、素人が気まぐれと気休めにやったものです。
小林住宅工業の耐震性の証明や保証をするものではありません。