窓を想う:風通しのために畳スペースの窓をずらしたい – 30代の家づくりand逗子暮らし

窓を想う:風通しのために畳スペースの窓をずらしたい

 

はじめに

我が家の周りは下記のように南西から風が吹くと考えています。

そのため、風が吹き抜ける部分には縦滑り出し窓を付けて、風を取り込みたいと考えています。

 

2階の庭方向の壁には縦滑り出し窓が付けられない

1箇所だけ、縦滑り出し窓が付けられない場所があります。

それは2階の庭側。

下記の部分ですね。

 

二階部分は下記のようになっています。

大きな窓が引き違い窓、小さな窓がFIX窓となっており、縦滑り出し窓がありません。

 

また、下記の部分に空きがありますが、ここには耐力壁があり、穴を開けるのは難しい状態です。

 

第二の案は畳スペースの窓をずらす

対案として下記のように、窓をぎりぎりまで庭側に寄せることを考えています。

 

MADRICSでシミュレーションしてみると、下記のように十分風の取り込みができそうです。

変更前

変更後

さらに内観と外観デザインの変化を見てみます。

まずは外観から

変更前

 

変更後

次に内観

変更前

 

変更後

外観はちょっと印象が変わりますね。

個人的には変更前のほうが好みです。

内観は右から左にずらしただけなので特に変わらないですね。

 

大きな2つの問題

ただ、このプランには下記の2つの問題があります。

問題①

実はずらした先に耐力壁があります。

しかし、元々窓があった場所を耐力壁にすることで、回避できるのでは?と、考えています。

問題②

民法235条。

民法235条で、隣地から1メートル以内の窓は目隠しをすることが義務付けられています。

で、ここの位置はおおよそ80cm。。。

ただ、型ガラスの横すべり出し窓であれば、目隠しと同等と判断された事例があります。

型ガラスの縦滑り出し窓でも行けるでしょうか?

 

この2点は、小林住宅工業の設計士の方に相談です。

 

第三の案は庭側の耐力壁に無理矢理付ける

耐力壁があるため付けられないといったポイントに無理やりつける案です。

耐力壁は筋交いにぶつからない小さな窓であれば付けられるようです。

YKKAP330防火窓シリーズで最も小さな縦滑り出し窓は、300mm×770mm

これであれば付けられるかもしれません。

 

MADRICSでシミュレーションしてみると、下記のように十分風の取り込みができそうです。

変更前

 

変更後

 

内観のデザイン的にも下記のような感じになります。

外観は下記のような感じになります。

変更前

 

変更後

まずまずです。

小さな窓が気になるかと思いましたが、特に問題ないようです。

 

まとめ

風をうまく取り込むために、畳スペースの窓を庭側にずらす、または庭側の耐力壁の部分に無理やり窓を付けたいと考えています。

ただ、問題がいくつかあるため、できるかどうか次の打ち合わせで小林住宅工業の設計士の方に相談したいと思います。

 

 

 

 

 

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