見学会の第四回目となります。
今回はAホームの会社を訪問してきました。
会社訪問は初めてとなります。
はじめに
Aホームは適当な見学会がなかったので、会社のショールームを訪問しました。
Aホームがどんな家づくりをしているのか、予算内で建てられるかを確認してきました。
また、対応はAホームの営業の方にしていただきました。
確認できたこと
Q値、C値の過去事例
過去事例は特になし。計測したことはない。
ここはちょっとしたマイナスポイントとなりました。
耐震性
耐震等級は2。
逗子の気候風土に合わせた設計
塩害対策のため、塩害用の室外機を利用している以外特にない。
大工について
大工は同じ人に任せている。現在は7名で行っている。
Aホームは年間30棟程度建てているので、7名で行っているという言葉には驚きました。
D工務店は2~3名×8チームが年間24棟建てているとのことでしたので、ざっと3分の1の人数で建築していることになります。
D工務店が多いのか、Aホームが少ないのか、ほかの建築会社でも確認し比較したいと思います。
断熱材の隙間を埋める工夫
断熱材は発泡ウレタン系を使用しており、吹き付けて施工しているので、隙間はできない。
セルロースファイバーと違い、どこでも吹き付けできるので、隙間を作らず施工している。
※セルロースファイバーは、シートで覆った中に吹き付けるの方式のため、隙間ができてしまう。
社員の人柄
特にマイナスイメージはありませんでした。
ホルムアルデヒドの濃度
特に計測していない。
しかし、化学物質過敏症に悩む人向けに建築したことがある。
断熱材
アクアフォームを使用している。
アクアフォームは発泡ウレタン系で断熱性が高い。
また、セルロースファイバーを使用することも可能であるが、セルロースファイバーは沈下する欠点があるため勧めていない。
この点は、セルロースファイバーを標準としているD工務店や、E設計では聞いていなかったので次回確認しようと思います。
アフターメンテナンス
アフターメンテナンスは、毎年訪問して行っている。
ほかの会社は1,3,5,10年が多いため、この点好印象でした。
建築費用
おおよその予算を伺ったところ、下記のようになりました。
本体工事費、別途工事費、家の諸経費:2,100万
土地の諸経費、家の諸経費の一部:150万
建売の実績
※D工務店で「Aホームは建売をやっており施工が荒い」と伺ったので、まずは建売をしているのか確認しました。
建売はしてる。ただし、社長の付き合いで依頼された場合のみ。積極的に営業をかけていない。
とのことでしたので、この点は特にマイナスとはとらえないとの判断にしました。
会社の強み、売り
社長が職人気質。余計なものにお金をかけない。
確かに、資料請求した建築会社の中でAホームが圧倒的に低コストな資料でした。
紙2枚程度。
Aホームの現在の評価
評価としてはまずまず。これといったものがないのが残念。
- Q値、C値の計測をしていないという点がマイナス
- デザインや価格、使っている材料は満足いく内容
- 価格はお安め
まとめ
初めて会社訪問をし、じっくり話を聞くことができました。
セルロースファイバーの沈下性や、大工の数などいろいろとほかの会社でも確認したいことができ、大いに収穫がありました。
他の会社もどんどん訪問したいと思います。